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■医学的に見た格闘技界にある非常識〜その1〜

傷は縫わないで治せ?

 まずは試合で切った傷の縫合を断る選手たちの話。
キック系の団体でよく見られますが 「一度縫うとまた同じところが切れたりするので、テープだけで止めてくれ、」
という選手たちがいます。
そういう選手たちは前にもきちんと縫わなかった ものだから、後で傷に瘢痕ができています。
この瘢痕は打撃によって簡単に開いてしまうのです。

 傷口をぴったり合わせてきれいに縫えば元通りの皮膚になります。
しかもその傷痕は周りの健常な皮膚と同じ強さになるのです。
彼らが信じていることとは逆に、縫わないでいると切れやすくなるのです。それが医学的常識なのです。

 誰かに吹き込まれたのでしょうか?
おそらく、縫合の下手な医者に縫われた選手が過去にいて、縫合箇所が目立って しまったり、切れやすくなった、それが口コミで伝わって「切っても縫わない 方がいいよ」となったのだと思います。


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